■松尾雄史が東京・板橋区立文化会館でデビュー10周年記念コンサート。3カ月間特訓した〝三線〟も初披露
180㌢の長身で、甘いベビーフェイスと硬派な演歌節とのギャップで多くのファンを魅了し、現在、14枚目の最新シングル「寒すずめ」(詩・菅麻貴子、曲・水森英夫、発売・日本クラウン)が好調の演歌歌手・松尾雄史(31)が10日、東京・板橋区の板橋区立文化会館大ホールでデビュー10周年記念コンサートを開いた。

10周年を迎え、「あっという間でしたね。デビューしたころは、まさか10周年の日を迎えられるとは思ってもいませんでした。20代のころは歌っている年数を意識したことはほとんどなくて、ただ好きな歌を淡々と歌ってきたという感じでしたが、30代に入ってからは急にプロ意識に目覚め、一年一年を大切に歌っていかなければという気持ちにさせられました」。
そんな節目のコンサート前に「この日のために何か挑戦してみたいなと思い、初めて〝三線〟という楽器にチャレンジさせていただきます。楽器を人前で披露するのは今回が初めてです。楽器といえば、このコロナ禍で初めてアコースティックギターを買ったのですが、三日坊主で投げ出してしまいました(笑)。三線は演出家の方に勧められて始めたのですが、この3カ月間、先生について猛練習したかいがあってか、何とか形になってきましたので、今日はぜひ成功させたい」と意欲満々。

会場は、デビュー当時からの熱烈なファンが大勢詰めかける中、「10年も歌ってこられたのは、皆さんのお陰です。今日は僕の歴史を振り返りながら歌っていきたいと思います」とあいさつし、第12弾シングル「なでしこの花」をはじめ、オリジナルシングルから「すず虫」「俺の花」「星空の酒」「さよならを嘘にかえて」、カバー曲から自身が歌に目覚めるきっかけとなった「雪椿」(小林幸子)、師匠・水森英夫氏との出会いの曲、「哀愁の湖」(氷川きよし)、2012年6月発売のデビューシングル「くちなし慕情」、それに新曲「寒すずめ」など全22曲を熱唱。
その中で、初お披露目の〝三線〟を弾きながら「十九の春」(沖縄俗謡歌)と「涙そうそう」(夏川りみ)を歌唱すると、わずか3カ月の三線初心者とは思えない演奏ぶりに客席から絶賛の拍手が送られた。

また、新曲「寒すずめ」については「『すずめ すずめ 寒すずめ』というフレーズが童謡っぽくて、スーっと耳に入ってくるような覚えやすいメロディーがキャッチーな楽曲です」とアピールしていた。
「先日、東京・中野サンプラザで開催された日本クラウン主催のイベントに僕も参加させていただきましたが、昨年芸道60周年を迎えられた北島三郎御大は僕が尊敬している大先輩です。僕なんか足下にも及びませんが、次は15年を目指し、その先も20年、30年…と歌い続けていきたいですね。いまは演歌のヒット曲がなかなか出にくい時代ですが、一歩一歩頑張りながら大ヒット曲を出したい」と張り切っていた。
なお、この日のライブDVD「10周年記念 松尾雄史コンサート2023」が6月7日に発売予定。
サンニュース

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