■横浜銀蝿が結成40周年にオリジナルメンバー4人で完全復活。Johnnyが37年ぶりに合流し、FCイベントでひと足早くお披露目
1980年代前半に日本の音楽シーンで大ブレークした伝説のロックバンド・横浜銀蝿が、結成40周年を機に4人メンバーの一人、Jonny(ジョニー)が37年ぶりに合流。結成40周年の来年1年間限定で「横浜銀蝿40th(フォーティース)」のバンド名で完全復活することになり2日、神奈川・川崎市のクラブチッタで「ファンクラブ『フォーティース』発足記念集会~Johnny All Right~#CDJ決定! でも、やっぱ最初はお前らに会いたいからね 2019 フライング編」と銘打ったファンイベントを開いた。
オリジナルメンバーは、ボーカル&ギターの翔(しょう、61)、ギターのJohnny(ジョニー、61)、ベースのTAKU(タク、59)、それにリーダー&ドラムスの嵐(らん、64)の4人。1980年9月21日、アルバム「ぶっちぎり」&シングル「横須賀Baby」でデビューし、3年3カ月後の83年12月31日に解散。98年1月1日に翔、TAKU、嵐の3人で再結成。その後も解散、結成を繰り返し、今年9月、Johnnyも加わったオリジナルメンバー4人で2020年の1年間限定の活動を行うことを発表した。
この日は、来年1月1日から12月31日までの1年間限定のファンクラブ「フォーティース」の発足を記念して行われたファンイベントで、それに先がけて、81年1月12日発売のシングルで、彼らの最大ヒット曲「ツッパリ High School Rock‘n Roll(登校編)」とJohnnyが作詞・作曲した「男の勲章」の2曲をひと足早く報道陣の前でお披露目した。
翔は「元々、Johnnyがいて横浜銀蝿がスタートして、3年3カ月で解散しましたが、その後、復活したときはタイミングが合わなくてJohnnyがいなかったのですが、ちょうど結成40周年になる来年に向けて一緒にできないかなと誘って4人でやることになりました。ファンの子たちのためというよりも、どちらかというと自分たちがJohnnyと一緒にやりたかったから。オレたちが楽しくやっていることがファンのみんなに伝わったらいいですね」。
Johnnyは「30歳のときにキングレコードの社員になり、この20年ぐらいはギターが(趣味の)ゴルフクラブに代わって(笑)ほとんど弾いていなかったし、こうしてまた人前でしゃしゃり出るなんて想像もしていませんでした。去年、恩師が亡くなって、その偲ぶ会で翔くんと久しぶりに会って、それがきっかけで今回、4人でやることになりました。やるからには楽しみたいし、2020年は突っ走りたい。60歳を過ぎて原点に戻れる幸せを感じていますし、この幸せをファンの人たちと分かち合えたらいいですね」。
嵐は「横浜銀蝿40th、還暦オヤジのツッパリを見てください」、TAKUは「一番楽しんでいるのはこのメンバーだと思うんですが、その楽しんでいるオヤジの姿を楽しんでください」と語り、翔は「1年間、がむしゃらに突っ走って、いい想い出ができて、また新しいファンができて、心に残る音楽が1曲でもみんなの心に届いたら楽しいなと思っています」と話していた。
現在、YouTubeで公開中のミュージックビデオ「男の勲章~今日俺編~」が130万回再生突破と大きな話題を呼んでいる。
来年2月19日には、オリジナル&ベストアルバム「ぶっちぎりアゲイン」をキングレコードから発売。3月7日の神奈川・横浜市教育会館を皮切りに、5月16日の東京・Zepp Tokyoまで全国6都市8公演のライブツアーを開催。
(サンニュース)

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