■山内惠介が念願の47都道府県コンサートツアーのスペシャルバージョン、5大都市ツアーのファイナルを東京国際フォーラムで開催
デビュー19年目を迎え、最新シングル「唇スカーレット」(ビクターエンタテインメントから3月6日発売)=オリコン週間総合シングルランキング6作連続TOP10入り、演歌・歌謡曲チャート8作連続1位を獲得=が9万枚突破とロングヒット中の演歌歌手・山内惠介(36)が10月23日、東京・千代田区の東京国際フォーラム・ホールAで「山内惠介 全国縦断コンサートツアー2019 スペシャル」と銘打ったコンサートを開いた。
デビューのときからの念願だった47都道府県すべてを回るコンサートツアーを今年4月11日の東京・中野サンプラザからスタートし、11月29日の滋賀・守山市民ホールまで全国67会場(全75公演)にて開催中で、全公演合わせて約13万人を動員予定。
この日は、同ツアーの演目を一部変更し、バックバンドも通常は7人から25人に増やした特別編成のスペシャルバージョンで、9月26日の大阪・フェスティバルホールを皮切りに全国5都市で行ってきた5大都市ツアー(全6公演)のファイナル。その6公演ともチケットは完売となり、合わせて約1万6000人を動員。
「今回は、ミュージシャンが25人といういままでで一番多いバンド編成で、そんな贅沢なサウンドの中で歌を聴いていただけるので、僕自身も歌手として幸せを感じています。今年は美空ひばりさんが亡くなられてから30年という節目の年でして、僕も幼いころからひばりさんの歌を聴いて育ちましたので、この公演ではひばりさんの名曲をお届けするコーナーもあるスペシャルな内容です。念願の47都道府県ツアーで全国を回っていきながら『日本は広くて美しいな』と改めて思いました。その中で、日本を代表する歌手になりたいという夢も芽生えました」
ファイナルとなるこの日は、47都道府県ツアーの60公演目で、5000席の会場は熱烈なファンで満席の中、「今年は、台風19号など自然災害で日本が大変なことになっていますが、僕は歌い手ですから歌で元気と勇気を送ることができるよう頑張って歌いたいと思います」とあいさつ。
前半は、2001年4月18日発売のデビュー曲「霧情」をはじめ、昭和の歌姫・美空ひばりをテーマに「昭和名曲列伝」と題したコーナーで、山内が幼少のころから聴き、演歌歌手にあこがれるきっかけとなったひばり作品から「みだれ髪」「りんご追分」「津軽のふるさと」、新曲「唇スカーレット」の新装盤(9月25日に「桃盤(ももばん)」「蒼盤(あおばん)」の2作同時発売)の蒼盤のカップリング曲「海霧の町」、桃盤のカップリング曲「やばいi(アイ)」、昨年大みそかに4回目のNHK紅白歌合戦に出場して歌唱した「さらせ冬の嵐」などを披露。
後半は、オリジナル歌謡浪曲「大利根なみだ酒」をはじめ、ヒットシングル作品から「恋の手本」「スポットライト」「釧路空港」「風蓮湖」「冬枯れのヴィオラ」などを熱唱。アンコールでは、米津玄師の「Lemon」と最新曲「唇スカーレット」の2曲、合わせて全26曲を歌い、最後まで満員の客席を楽しませた。
来年はデビュー20周年を迎えるが、「20周年の来年は、ツアーも開催しますし、座長公演も大阪のほうで決まっています。いろんなお祭りにも出かけて一緒に自分の周年とともに日本の町々が元気になるような活動をしていきたい。まだやれるかどうかは全然決まっていませんが、あの日本武道館のステージに立ってみたいですね。そして、今年も出していただけたら5度目のNHK紅白歌合戦になりますが、朝ドラが『スカーレット』なので、その舞台で『唇スカーレット』を歌ってみたい」と話していた。
(サンニュース)
us staff
最新記事 by us staff (全て見る)
- ■走裕介が新曲「雫/あの空を仰ぎ見て」発売記念懇親会。 - 2024年4月16日
- ■「演歌第7世代」の青山新、辰巳ゆうと、新浜レオン、二見颯一、彩青の5人が春一番スペシャルコンサート。この日で新浜が卒業。 - 2024年3月18日
- ■山内惠介が東京・羽田空港第3ターミナル内・江戸舞台で新曲「紅の蝶」発売記念イベント。来年25周年に向けて羽ばたきたい! - 2024年2月27日
- ■彩青が茨城・大洗町でデビュー5周年記念コンサート。「彩青後援会」が発足し、幡谷定俊氏が会長に就任。師匠・細川たかしが応援に! - 2024年2月26日
- ■長良グループ創立60周年記念イベントが東京・浅草公会堂で開催。ささきいさお、グッチ裕三、田川寿美、水森かおりら全12組が競演 - 2024年2月13日