■水森かおりが最新シングル「日向岬」の舞台、宮崎・日向市で新曲イベント。
デビュー28年目を迎え、通算33枚目の最新シングル「日向岬(ひゅうがみさき)」(詩・かず翼、曲・弦哲也)=徳間ジャパンコミュニケーションズから1月24日発売=がロングヒット中の22日、宮崎・日向市の日向市中央公民館で新曲発売記念イベントを開き、日向岬に記念植樹を行った。

同新曲は、自身初の宮崎県が舞台で、恋に破れた女性が一人、日向岬を訪れ、傷ついた心を癒やしながら明日に向かって前向きに生きていこうとする作品で、オリコン・シングルランキング初登場総合8位(2月6日付)を記録し、20年連続でトップ10入りを果たした。
今回、26カ所目の観光大使「日向市観光大使」に任命された水森の発表会に日向市のファン約500人が詰めかける中、新曲「日向岬」をはじめ、九州・鹿児島を舞台にした「ひとり薩摩路」、代表曲「鳥取砂丘」を歌唱。
これだけの地元ファンが集まってのご当地での新曲お披露目は初めてとあってか、客席からの熱い声援と相まって大変な歓迎ぶりに水森は大感激。

また、日向市長・十屋幸平(とや・こうへい)さんと同市のイメージキャラクター「ひょう助」も応援に駆けつけ、最後にもう一度、新曲「日向岬」の全4曲を熱唱し、「今回は、『日向岬』というとてもすてきな曲をいただきました。新曲を作るにあたりまして、この歌詩を見ながら作曲の弦哲也先生が『かおりちゃん、どういう曲にしようか』と相談されたとき、コロナ禍で歌を聴きに来てくださる皆さんが、心配で、不安な気持ちで生活されているのではないかなと思っていたので、そういうときにこの『日向岬』を聴いたとき、元気が出たり、爽快な気持ちになれて、しかも皆さんの心がふっと温かくなるような、縮こまった心がふわっとほどけていくようなメロディーにしてほしいですとお伝えしました。そしたらこんなすてきな歌が出来上がりました。悲しい別れ旅の歌なのですが、そういう悲しさが全然感じられない。元気がもらえるようなすてきな歌だなと、毎回、歌わせていただくたびにそう感じています」と話していた。

ミニステージ終了後には、日向岬の観光スポット、「馬ヶ背」と「願いが叶うクルスの海」の2カ所を訪れ、「願いが叶うクルスの海」が見渡せる場所に百日紅の木を記念植樹した。
新曲イベントを終えて、水森は「久しぶりにコロナ禍前のイベントのような熱さを感じて、すごく感動しました。地元の方々も温かくて、ノリもいいし、皆さんが本当に待っていてくださったんだなという思いがひしひしと伝わってきて、うれしかったです。叶えたい願い? 21回目の紅白出場が叶うよう年末に向けて頑張っていきたい」と意欲を燃やしていた。
7月12日には、アルバム「歌謡紀行」シリーズから時代を超えて愛され続けている昭和・平成の名曲カバーと、同BOXのために新たに新録されたカバー曲2曲を加えた全48曲を3枚組に収めた「水森かおり Cover Box vol.1~時代を彩る名曲たち from 歌謡紀行~」が発売される。
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