■水森かおりが新曲「瀬戸内 小豆島」発売日に神奈川・小田原ダイナシティでトーク&ライブイベントを開催
デビュー25周年を迎えた演歌歌手・水森かおり(46)が、長野・伊那市を舞台にした前作シングル「高遠 さくら路」に続くニュー・シングル「瀬戸内 小豆島」(詩・たきのえいじ、曲・弦哲也)徳間ジャパンコミュニケーションズから2月18日に発売したのを記念して同日、神奈川・小田原市のダイナシティ ウエストでトーク&ライブイベントを開いた。
2回ステージで、それぞれの回に約1500人、合わせて約3000人のファンや買い物客が詰めかける中、前作シングル「高遠 さくら路」を歌ってから「こんなにたくさんの方に来ていただき、皆さんが応援してくださってうれしいです。瀬戸内海をイメージしたドレスを着てきました。今日は、新曲『瀬戸内 小豆島』の発売日ですが、この小田原ダイナシティから新曲の歌の旅が始まります」とあいさつ。
客席から「かおりちゃ~ん!」という熱い声援も飛び交う中、続いて代表曲「鳥取砂丘」、そして新曲「瀬戸内 小豆島」の全3曲を熱唱。
司会者・西寄ひがしとの楽しいトークも披露し、歌唱イベント終了後には新曲のCDやカセットを購入したファン一人ひとりとの握手会&2ショット撮影会も行い、「今回の新曲は、スケールの大きな歌で、重厚感もあって、深みのある作品です。前作の『高遠 さくら路』や前々作「水に咲く花・支笏湖へ」は、歌謡曲的な作品でしたが、今回は演歌の王道をいく作品になっています。小豆島というすてきな場所が舞台で、移住者も多いそうで、私もこの小田原の次に住みたいところです(笑)。今年はこの新曲で大みそかに向かって頑張って歌っていきます」と決意を新たにしていた。
今度の新曲は、オリーブ発祥の地として知られる瀬戸内海で2番目に大きな島「小豆島」(香川県)を舞台に、恋に破れた女性が一人、小豆島を訪れ、心をいやして明日に向かって生きていくというせつない女心を歌ったご当地ソング。水森は「音が上がったり下がったりするジェットコースターのような曲です。作曲の弦哲也先生から『瀬戸内海は穏やかな海だけれども、小豆島から瀬戸内海を眺める女性の気持ちはいろんな苦しみとかせつなさ、憎しみがあり、そういった気持ちを抑揚のあるメロディーに乗せて歌ってほしい』と言われました」と話す。
「2002年に『東尋坊』という歌をいただいたとき、最初は、なんて難しい歌だろう。すごく不安になって、自分に歌えるのかなと、ちょっと自信がなかったのですが、今回の新曲もそのときと同じくらいの衝撃というか、難しい歌だなと思いました。でも、25周年だからこそ歌わせていただける作品だと思うので、皆さんにたくさん応援していただけるように頑張って歌っていきたい」と意欲を燃やしていた。
同シングルは、ジャケットとカップリング曲が異なるタイプAとタイプBの2タイプが同時発売。タイプAには「オリーブの島から」、タイプBには「おもかげフェリー」が収録。
なお、新曲がオリコンCDデイリーシングルチャートの1位(2月17日付)を獲得し、好スタートを切った。
(サンニュース)
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