歌手生活50周年を迎えた古都清乃が、新曲「命船」を公開レコーディング。来年1月1日に発売
国民栄誉賞受賞の故作曲家・吉田正さんの門下生で、同氏作曲の「和歌山ブルース」などのヒットで知られ、今年で歌手生活50周年を迎えた演歌歌手・古都清乃(68)がこのほど、東京・渋谷区のビクタースタジオで新曲「命船」(詞曲・水野正人)=ビクターエンタテインメントから来年1月1日発売=の公開レコーディングを行った。

前々作「まよい船」、前作「ふたり船」につづく「船シリーズ」の第3弾で、3作とも彼女が尊敬する水野正人氏が作詞・作曲。今度の新曲は、歌手生活50周年の集大成となるニュー・シングルだ。
同曲を書き下ろした水野氏は「古都清乃の最後の作品のつもりで書き上げました。彼女は50年も歌ってきたベテラン歌手ですし、『和歌山ブルース』という大ヒット曲もありますが、その曲を超えるヒットになるよう初心に戻って頑張って歌っていってほしいですね」と期待を寄せる。

古都は「50周年の記念曲をいただいたわけですが、この『命船』は水野先生が私の最後の作品のつもりで精魂込めて書いてくださったので、私も『これが最後の作品だ』という覚悟で歌わせていただこうと思っています。自分の歌手人生に命をかけるのに値するくらい素晴らしい作品だと思っていますし、今日のレコーディングでは、そういった覚悟を持って歌わせていただきました」と意欲満々だ。
歌手、作家とも同作品に全力を傾けて取り組んだというだけあって、これまで以上の出来映えといっても過言ではない。
「ふるさとを持っている人でしたらどなたにも共感して聴いていただける歌だと思いますし、水野先生もそういう気持ちでお書きになったそうです。私は小さいときに両親を亡くして苦労してきましたが、先生もご両親を亡くして私以上に苦労されたそうでして、この歌詞の中に『遠くに見える 故郷(ふるさと)よ 逢える嬉しさ 生きがいに』というフレーズがありますが、そこを私が歌うと先生は涙を流されるんですね。先生の涙を見て、改めて先生はそういうお気持ちで作られたんだな。だからもっともっと私が上手に表現しないとこの歌は生きてこないなと、肝に銘じてレコーディングさせていただきました」

50年歌ってきて、「いい時代の歌謡界を過ごさせていただきましたが、ここ10年ぐらい前から厳しい歌謡界になり、CDもなかなか売れない中、毎年、新曲を出させていただけるのは本当に幸せです」と振り返りながら「今度は新たな半世紀に向かって、初心に戻って、この新曲がヒットするまで全国をくまなくキャンペーンで回ろうと思っています。そして、『和歌山ブルース』を超える大ヒットにし、平成の代表曲にしたいですね」と話していた。
(サンニュース)
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