■元宝塚星組の娘役スター、有沙瞳が6月3日に歌手デビュー。最後の「夜桜演歌まつり」に初出演し、デビュー曲を初披露。
元宝塚歌劇団星組の娘役スター、有沙瞳(ありさ・ひとみ、32)が、6月3日に日本クラウンから「さよならは黄昏に」で歌手デビューすることが決まり2日、東京・豊島区の池袋西口公園野外劇場 グローバルリングシアターで開催された「第二十三回・長良グループ 夜桜演歌まつり」のステージでデビュー曲を初披露した。

有沙は、2012年、宝塚歌劇団に98期生として入団し、宙組公演で初舞台を踏んで以来、娘役スターとして幅広い役を演じて人気を博し、2023年8月に退団。退団後初舞台となったミュージカル「CROSS ROAD~悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ~」(2024年)をはじめ、舞台を中心に活躍。
昨年8月24日に開催された「2025 日本クラウン新人歌手オーディション」でニッポン放送賞を受賞したのをきっかけにCDデビューすることになったもので、そのデビュー曲は、愛する人との別れを予感した女性が、相手の言葉をさえぎり、夕刻の人波に姿を消すというストーリーをノリのいいメロディーに乗せて歌った歌謡曲だ。
「夜桜演歌まつり」の開演前、取材会が行われ、ひと足早くマスコミに向けてデビュー曲をお披露目した有沙は「本日初めて披露させていただくのですが、自分の歌をいただけたのは本当に幸せですし、携わってくださいましたすべての皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。きのうは寝られなくて、舞台はいままでも出ていたのですが、歌手となると自分一人で物語を伝えていくので、ソワソワ、ドキドキしています。今日は野外で、天気にも恵まれまして、ここからスタート、頑張りたいという気持ちで歌わせていただきました」と感激。

デビュー曲について「失恋ソングなんですけれども、主人公の女性のせつない乙女心、愛する人との別れを予感するという哀しい歌なのに、メロディーがすごくリズミカルで、そこに明るさがあるような気がします。明るく前向きな失恋ソングになっているのではないかなと思いますし、歌っていて自分自身も背中を押してもらえるというか、元気が出る曲なので、皆さまにも前を向いて頑張りたいとか、そういうときに聴いていただけたらうれしいです」。
小さいころから歌手になるのが夢だったそうで、宝塚の舞台と歌手として立つ舞台は「全然違います」と断言しながら「宝塚歌劇団に12年間在団していて、約3年前に卒業し、そこから舞台やミュージカルを中心に活動させていただいています。歌を届けることに変わりはないのですが、役として歌うことと、有沙瞳として歌うことは鎧がないまま歌うような感じがしています。物語の世界観を伝えることは一緒ですが、自分自身の芯がちゃんとしてないと、緊張してしまったらぶれたりとか、そこが露わに出るのだなと感じていますので、もっと成長できるように頑張りたい。長良グループには素晴らしい先輩がたくさんいらっしゃいますが、宝塚を卒業して、舞台を経た経験を活かせる歌手になれたらいいなと思っています」と話していた。
今後は、舞台・ミュージカル俳優と演歌・歌謡歌手の二刀流で活動していきたいとのことで、6月15日には、東京・渋谷区のSHIBUYA PLEASURE PLEASUREで、午後1時半から歌手デビュー記念ライブ、同日午後6時半から「有沙瞳 芸能生活15周年記念コンサート~終わりのない この道~」を開催予定。
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