■中村美律子が284日ぶりの一般向けコンサートを東京・新宿文化センターで開催。話題曲「香水」に初挑戦も
最新シングル「鬼の背中」(詩・紙中礼子、曲・花岡優平)=キングレコードから2月26日発売=が好調の演歌歌手・中村美律子(70)が21日、東京・新宿区の新宿文化センター 大ホールで「中村美律子コンサート2020~#唄う~」と銘打ったコンサートを開いた。

営業を除く一般向けのコンサートは、2月11日の群馬・太田市での公演以来、284日ぶり。同会場でのコンサートは、当初、10月12日に予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一度、中止にし、今回、改めて感染対策を万全にしてソーシャルディスタンスを保って開催することになったもの。
開演前、「コロナで営業やコンサートが立て続けに中止・延期となり、一体いつになったらステージで歌が歌えるようになるのかと不安がてんこ盛りでした。その間も私自身が元気でないとあかんと思って、(2年前から週2回のペースで通っている)ジムに3カ月ぐらい前から週3回行き、体を鍛えています。今日は、皆さんに元気を持って帰っていただきたい。今日はどのくらいのお客さんが来てくださるかわかりませんけど、私は一人のお客さんの前でも歌います。そして、コロナを吹き飛ばすくらいの気持ちで歌います」と大張り切り。

1800席の会場に約600人の熱烈なファンが詰めかける中、「今日はちゃんとやれるやろうか、お客さん来てくれはるやろうか、と不安で不安で…。お越しいただいた皆さまに喜んでいただけるように体力をつけて、元気をためてためて、ためてためて、今日はパワー全開でお届けしたいと思います」と笑顔であいさつし、キングレコード移籍第1弾シングル「だんじり」(2007年4月発売)をはじめ、「大阪情話」「長編歌謡浪曲 瞼の母」「酒場ひとり」「島田のブンブン」「壺坂情話」「河内おとこ節」など全15曲を熱唱。

この日の公演は、客席だけではなくステージ上もソーシャルディスタンスを保つため、バンド演奏を取りやめ、カラオケでの歌唱となったが、途中、アコースティックギター2本の伴奏で男性シンガー・ソングライター、瑛人が歌って現在ロングヒット中の「香水」に初チャレンジしたり、来年2月24日発売予定の新曲「あんずの夕陽に染まる街~ニューバージョン~」(詩曲・花岡優平)=2010年8月発売のシングル「人生一度」のカップリング曲で、詩の一部とアレンジを替えて新録音=をひと足早くお披露目するなど最後まで客席を楽しませ、「皆さまのお陰で、今日は無事にコンサートができました。こんなうれしいことはありません」と感激もひとしおだった。

来年は35周年の節目の年を迎えるが、「とにかくコロナが収まってくれないと…。そういう敵がいる間は何が出来るかわかりません。周年らしくやりたいことがいろいろありますが、皆さんにコロナに打ち勝っていただいて、新しい年を元気に迎えていただきたい」と話していた。
この後、12月4日と5日の両日、地元・大阪の新歌舞伎座でコンサート。同21日に大阪・新阪急ホテルでクリスマスディナーショーを行う予定。
(サンニュース)
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